1月4日 新酒の初搾りを行いました!
弊社では例年11月上旬に新酒の初搾りを行ってまいりましたが、コロナ禍の影響は大きく、今季の仕込みは期間を短く、開始時期も遅らせたため、2か月近く遅くはなってしまいましたが、昨日、ようやく新酒を搾る日を迎えることが出来ました。
今季の仕込み作業は3月上旬頃までを予定しております。
この初搾りに合わせ、男山酒造り資料舘の入口に吊るされている「酒林(さかばやし)」を新しいものに付け替えました。
この酒林は毎年、弊社の「蔵人(くらびと)」が新酒の初搾りに合わせて製作しております。
酒林は、杉の葉を束ねて丸く刈り上げたもので、新酒ができた合図として酒蔵の軒先に吊るされます。初めは青々としている酒林が少しずつ茶色く色づいていく様子には、新酒のフレッシュな味わいから、熟成された芳醇な味わいへと変化する過程を思わせます。
今季も皆様に喜んでいただけるお酒になるよう酒造りに励んでまいります!